どんな本?
全米の億万長者1万人超への調査から見えた実像は、高級住宅街の浪費家ではなく、中古車に乗り質素に暮らす「となりの」普通の人だった——資産形成の本質を統計で暴いた古典的名著です。
本書の億万長者像は徹底的に地味です。年式の古い国産車に乗り、スーツは吊るしで、住むのは普通の住宅街。逆に高収入で派手に暮らす医師や弁護士には、資産が収入に見合わない「蓄財劣等生」が多い——1万人超への調査というファクトの重みが、「稼ぐ力と貯める力は別物」という真実を突きつけてきます。
この本が投資家に効くのは、リターンへの過度な期待を静めてくれるからです。年利1%の改善に血眼になるより、見栄の支出を月3万円削るほうが、多くの家計では確実で大きい。原著は1996年ですが、SNSで他人の消費が見え続ける現代のほうが、むしろ本書の処方箋は必要とされています。資産形成の「守備」の教科書です。
この本で学べること
- 収入の高さと資産の多さは別物であること(蓄財優等生と劣等生)
- 「見栄への支出」が資産形成をどれだけ妨げるか
- 資産を築く人に共通する生活習慣と時間の使い方
編集部のひとこと年収が上がるほど効いてくる1冊。投資リターンを追う前に、「支出をコントロールできる人が最終的に勝つ」という土台を固めてくれます。
この本のテーマを扱った記事
買う前に、当サイトの解説記事で内容の雰囲気をつかむこともできます。
🧠「お金の考え方・教養」の他の本
← おすすめ本の一覧へ戻る(全26冊をジャンル別・レベル別に紹介しています)
※ Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。