投資用語集

ニュースや証券アプリでよく出てくる94語を、ひとこと説明+具体例でまとめました。検索とカテゴリで絞り込めます。

株式きほん

会社のオーナー権を細かく分けたもの。持っていると配当や株主優待をもらえたり、株主総会で意見を言えたりする。

例: トヨタの株を100株持つ = トヨタのオーナーの一員。

証券会社きほん

株の売買を仲介してくれる会社。株を買うには、まず証券会社に口座をつくる必要がある。

例: SBI証券、楽天証券などのネット証券は手数料が安い。

NISAきほん

株や投資信託の利益にかかる約20%の税金がゼロになる国の制度。2024年から恒久化され、非課税枠も大きくなった。

例: 10万円の利益 → 通常は約2万円納税、NISAなら0円。

日本株の基本の売買単位は100株(単元株)。単元未満株のサービスを使うと1株から買える。

例: 株価3,000円の会社 → 単元だと30万円、1株なら3,000円。

配当金きほん

会社が利益の一部を株主に分けてくれるお金。多くの日本企業は年1〜2回支払う。

例: 1株50円配当の株を100株 → 年5,000円(税引前)。

増配・減配きほん

配当を前の年より増やすのが増配、減らすのが減配。会社の自信と余裕を映す天気予報のようなもので、発表されると株価も反応しやすい。

例: 「10年連続増配」は株主を大事にしてきた実績の証。

株主優待きほん

株主への「おまけ」として自社商品や割引券をくれる日本独特の制度。廃止・変更されることもある。

例: 外食チェーンの食事券、鉄道会社の乗車券など。

日経平均株価きほん

日本を代表する225社の株価から計算される、日本株全体の「体温計」。ニュースで毎日報じられる。

例: 「日経平均、3万円台回復」= 大型株全体が好調ぎみ。

TOPIXきほん

東証の幅広い銘柄を時価総額の重みで平均した株価指数。日経平均より市場全体の実態に近いとされる。見直しで約1,200銘柄への絞り込みが進行中。

例: インデックス投資の対象としても定番。

時価総額きほん

株価 × 発行株式数。会社を丸ごと買うといくらか、つまり市場がつけた会社の値段。

例: 時価総額30兆円超のトヨタは日本最大級。

上場きほん

会社の株が証券取引所に登録され、だれでも自由に売買できるようになること。いわば株式市場への「デビュー」。

例: 上場すると知名度も信用度もアップ。東証プライムなどの市場がある。

東京証券取引所の3つの市場区分。サッカーのJ1・J2のようなリーグ分けで、プライムには大企業、グロース市場には若い新興企業が集まる。

例: トヨタや三菱UFJはプライム市場に上場。

証券コードきほん

上場企業1社ずつにつく4桁のコード。学校の出席番号のようなもので、株を検索したり注文したりするときに使う。最近は英字入りのコードもある。

例: トヨタ自動車は「7203」、任天堂は「7974」。

株式分割きほん

1株を2株や3株に分けて株数を増やすこと。板チョコを割るイメージで、会社全体の価値は変わらないが、1株の値段が下がって買いやすくなる。

例: 1株3万円の株を3分割 → 1万円の株×3株に。

自社株買いきほん

会社が自分の会社の株を市場から買い戻すこと。出回る株が減って1株あたりの価値が上がりやすく、配当と並ぶ株主へのお礼(還元)とされる。

例: 「自社株買いを発表」のニュースで株価が上がることが多い。

増資きほん

会社が新しく株を発行してお金を集めること。ホールケーキの切り分け数が増えるイメージで、1株あたりの取り分は薄まりやすい。自社株買いのちょうど逆。

例: 「公募増資を発表」で株価が下がることが多いのはこのため。

ある会社を買収したい側が、「この値段でみなさんの株を買い取ります」と期間を決めて呼びかける仕組み。市場価格より高めの値段が提示されることが多い。

例: TOB発表で株価が買付価格の近くまで急騰するのが定番の動き。

値上がりした株を売って得る利益がキャピタルゲイン。配当のように、持っているだけで定期的に入るお金がインカムゲイン。

例: 1,000円で買った株を1,500円で売る → キャピタルゲイン500円。

実力のわりに安く放置されている株がバリュー株、これから大きく成長しそうな株がグロース株。値動きのクセも投資の作戦も変わってくる。

例: 老舗の銀行株はバリュー系、急成長のIT株はグロース系が多い。

PER指標

株価が「1年分の利益の何倍か」を示す割安度の指標。低いほど利益に対して株価が安い。

例: PER10倍 = 利益10年分の値段。日本株平均は15倍前後。

PBR指標

株価が「会社の純資産の何倍か」を示す指標。1倍未満は帳簿上の財産より株価が安い状態。

例: PBR0.8倍 = 100円分の財産が80円で売られているイメージ。

ROE指標

株主のお金を使ってどれだけ効率よく利益を出したかを示す「稼ぐ力」。8%以上が一つの合格ライン。

例: ROE10% = 株主資本100万円で年10万円の利益。

配当利回り指標

株価に対する年間配当金の割合。銀行の金利のような感覚で使える指標。

例: 株価2,000円で配当60円 → 利回り3%。

EPS指標

1株あたり利益。会社の利益を株数で割ったもので、PERの計算のもとになる。毎年伸びているかが大事。

例: 利益100億円 ÷ 1億株 = EPS100円。

BPS指標

1株あたり純資産。会社の正味の財産を株数で割ったもので、PBRの計算のもとになる。EPSの「財産バージョン」。

例: 純資産1,000億円 ÷ 1億株 = BPS1,000円。株価がこれより安ければPBR1倍割れ。

配当性向指標

利益のうち何%を配当に回しているか。配当の「無理のなさ」を測る指標で、30〜50%が健全ゾーン。

例: 純利益100億円で配当35億円 → 配当性向35%。80%超は減配警戒。

総資産のうち、返さなくていい自前のお金が何%か。会社の倒産しにくさを測る「体力」の指標。

例: 事業会社なら40%以上が安心の目安。銀行業は低くて正常。

決算指標

会社の成績発表。日本企業は3ヶ月ごとに発表し、通期(1年)の見通しも示す。株価が大きく動くイベント。

例: 「上方修正」= 見通しより儲かりそう、のうれしい報告。

会社の健康診断書にあたる3つの書類のセット。儲け(損益計算書)・財産(貸借対照表)・現金の流れ(キャッシュフロー計算書)がわかる。

例: 決算発表のたびに公開され、だれでも無料で読める。

1年間(や3ヶ月間)の「稼ぎの明細書」。売上からいろいろな費用を順番に引いていき、最後にいくら利益が残ったかがわかる。

例: 売上100億 − 費用90億 = 利益10億、という引き算の流れが読める。

貸借対照表(BS)会計

ある時点で会社が持つ財産(資産)と、借金(負債)・自前のお金(純資産)の一覧表。バランスシートとも呼び、左右の合計は必ず一致する。

例: 財布の中身と借金を1枚にまとめた「財産スナップ写真」。

現金の出入りだけを記録した会社の家計簿。利益が出ていても現金が尽きれば会社は倒産する(黒字倒産)ので、お金の流れは重要。

例: 本業でしっかり現金を稼げているか(営業CFがプラスか)がまず大事。

売上高会計

商品やサービスを売って受け取ったお金の合計。会社の「体の大きさ」を表すが、費用を引く前なので利益とは別物。

例: 売上高が大きくても、費用がかさめば赤字のこともある。

営業利益会計

本業でどれだけ儲けたかを示す利益。売上高から商品の原価と、人件費・広告費などの経費を引いたもので、会社の実力を映す。

例: パン屋なら「パンを売って得た儲け」。株の売却益などは含まない。

経常利益会計

営業利益に、受け取り利息や支払い利息など本業以外のふだんの損益を足し引きした利益。「けいつね」と呼ばれ、日本では特に重視される。

例: 本業+財テクや借金の利息まで含めた「ふだんの総合力」。

純利益会計

税金まで全部払って最後に手元に残る利益(最終利益)。配当やEPSの計算のもとになる、会社の「最終成績」。

例: PERやEPSの「利益」は基本的にこの純利益のこと。

売上が増えるのが増収、利益が増えるのが増益。逆はそれぞれ減収・減益。4つの組み合わせで決算の良し悪しをひとことで表せる。

例: 「増収増益」= 売上も利益も伸びた花マル決算。

会社が期初に出した業績予想を、途中で引き上げるのが上方修正、引き下げるのが下方修正。株価の土台である「予想」が動くため、株価が大きく反応しやすい。

例: 「営業利益予想を100億円→120億円に上方修正」→ 株価が急騰することも。

減価償却会計

「げんかしょうきゃく」と読む。工場や機械など高い買い物の代金を、買った年に全額ではなく、使う年数に分けて少しずつ費用にする会計ルール。

例: 1,000万円のトラックを10年で償却 → 毎年100万円ずつ費用に。

のれん会計

会社を買収するときに、相手の純資産より高く払った差額。ブランドや技術・信頼といった目に見えない価値の値段で、お店の「のれん」が由来。

例: 純資産100億円の会社を150億円で買収 → のれん50億円。

有利子負債会計

「ゆうりしふさい」と読む。銀行からの借入や社債など、利息を払って借りているお金。少ないほど身軽で、金利が上がる局面では特に注目される。

例: 「実質無借金経営」= 手持ちの現金が有利子負債より多い会社。

黒字・赤字会計

利益がプラスなら黒字、マイナスなら赤字。昔の帳簿で、損失を赤いインクで書いたことが言葉の由来。

例: 「3期連続赤字」の会社は、買う前に理由の確認を。

チャートの形や過去の値動きから先を予想するのがテクニカル分析。業績や財務など会社の中身を調べるのがファンダメンタルズ分析。

例: 長期投資は会社の中身が主役。テクニカルは買うタイミングの補助に。

ローソク足テクニカル

1日(や1週間)の値動きをロウソクの形1本で表したチャート。始値・終値・高値・安値が一目でわかる。

例: 白い陽線は上がった日、黒い陰線は下がった日。

移動平均線テクニカル

過去25日間などの株価の平均をつないだ線。日々のギザギザをならして、株価の大きな流れ(トレンド)を見るのに使う。

例: 株価が線の上にあれば上昇基調のサイン、とよく言われる。

トレンドテクニカル

株価の大きな流れのこと。上がり続ける上昇トレンド、下がり続ける下降トレンド、行ったり来たりの横ばい(レンジ)の3種類がある。

例: 「トレンドは友達」= 流れに逆らわないのが相場の格言。

支持線・抵抗線テクニカル

何度も下げ止まる価格帯を結んだ線が支持線(床)、何度も上値を抑えられる価格帯が抵抗線(天井)。多くの人が意識するため機能しやすい。

例: 「2,000円の壁を突破」= 抵抗線を上に抜けた、の意味。

短期の移動平均線が長期の線を下から上へ突き抜けるのがゴールデンクロス(買いサインとされる)。上から下へ抜けるのがデッドクロス(売りサイン)。

例: 25日線が75日線を上抜け → ゴールデンクロス成立。

RSIテクニカル

買われすぎ・売られすぎを0〜100の数字で表す「相場の体温計」。70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎが目安とされる。

例: RSIが20 → 売られすぎ。逆張り派が注目し始めるゾーン。

MACDテクニカル

「マックディー」と読む。2本の移動平均線の差を使って、トレンドの向きと勢いを読む指標。証券アプリのチャートに標準装備されている。

例: MACDがシグナル線を上抜けたら買いサイン、とされる。

ボリンジャーバンドテクニカル

移動平均線の上下に、統計的に「株価がだいたい収まる範囲」を帯(バンド)として描いたもの。株価の約95%は±2σの帯に収まるとされる。

例: バンドの外に飛び出したら「行きすぎ」のサインとみる使い方が定番。

窓(ギャップ)テクニカル

前日の終値と翌日の始値が大きく離れて、チャートに空白ができること。決算やニュースへの驚きの大きさを表す。

例: 好決算で窓を開けて上昇。「窓はいずれ埋まる」という経験則も有名。

押し目買いテクニカル

上昇トレンドの途中にある一時的な下げ(押し目)を狙って買うこと。上りのエスカレーターに、少し安い階から乗るイメージ。

例: 「押し目待ちに押し目なし」= 待ちすぎると乗れない、という格言も。

今年に入ってからの最高値と最安値。「ねんしょらい」と読む。更新のニュースは勢いの強さ(弱さ)のサインとして注目される。

例: 「年初来高値を更新」= 今年いちばんの高さまで上がった。

指値・成行売買

指値は「この値段で買う/売る」と指定する注文。成行は「いくらでもいいから今すぐ」の注文。

例: 初心者は値段を決められる指値が安心。

約定売買

「やくじょう」と読む。注文が成立して売買が確定すること。

例: 2,500円の指値注文が約定 → 2,500円で買えた。

手数料売買

売買のたびに証券会社に払うコスト。ネット証券では無料化が進んでいる。

例: 頻繁に売り買いするほど手数料はかさむ。

分散投資売買

資金を複数の銘柄・業種・時期に分けて投資すること。「卵は一つのカゴに盛るな」が合言葉。

例: 自動車・銀行・食品など業種を分けて持つ。

損切り売買

損失を確定させてでも売って、それ以上の傷を防ぐこと。買った理由が崩れたときの大事な撤退手段。

例: 「買値から2割下がったら売る」と先に決めておく。

値上がりした株を売って、含み益を本物の利益に変えること。「まだ上がるかも」の欲と戦うことになるので、先にルールを決めておくとラク。

例: 「明らかに割高になったら売る」など、売る条件を買う前に決めておく。

ナンピン売買

値下がりした株を買い増して平均購入単価を下げること。良い会社なら有効だが、悪い会社だと傷口が広がる。

例: 2,000円で100株 → 1,600円で100株 → 平均1,800円。

上がっている株の流れに乗るのが順張り、下がって安くなった株を狙うのが逆張り。サーフィンで波に乗るか、バーゲンで掘り出し物を探すかの違い。

例: バリュー投資は「安いときに買う」逆張り寄りの作戦。

IPO売買

会社が初めて株式を上場して、だれでも買えるようにすること(新規公開株)。人気が高く、買うには抽選になることが多い。

例: 抽選に当たると公開価格で買える。値上がりしやすいが絶対ではない。

出来高売買

「できだか」と読む。その日に売買が成立した株数のことで、その銘柄の「にぎわい度」を表す。多いほど注目されている。

例: 決算発表の日は出来高が急増しやすい。

株価が1日で動ける値幅には上限がある。その限界まで上がるとストップ高、下がるとストップ安。パニックを防ぐための安全装置。

例: サプライズ好決算でストップ高 = 買いたい人が殺到して値がつかない状態。

始値・終値売買

その日最初についた株価が始値(寄付き)、最後についた株価が終値(大引け)。ニュースで報じられる「今日の株価」は基本的に終値のこと。

例: 「日経平均の終値は4万円」= 取引終了時点の値段。

権利確定日売買

この日に株主名簿に名前が載っていると、配当や優待がもらえる「締め切り日」。実際には2営業日前(権利付最終日)までに買っておく必要がある。

例: 締め切りを過ぎると株価は配当の分だけ下がりやすい(配当落ち)。

空売り売買

「からうり」と読む。証券会社から借りた株を先に売り、値下がりしたら買い戻して返す取引。株が下がると儲かるが、上がり続けると損が膨らむ上級者向けの技。

例: 2,000円で空売り → 1,500円で買い戻し = 500円の利益。

信用取引売買

お金や株を証券会社から借りて、手元資金の約3.3倍まで売買できる仕組み。利益も損失も大きくなるので、初心者はまず現物取引から。

例: 30万円の資金で約100万円分の取引ができる。ただし損も約3倍。

売買

「いた」と読む。「いくらで何株買いたい/売りたい」という注文が値段順に並んだ一覧表。売買の混み具合がリアルタイムでわかる。

例: 買い注文がぎっしり並んだ「厚い板」は人気のサイン。

毎月1万円など「一定額」を決めて買い続ける方法。高いときは少なく、安いときは多く買えるので、平均購入単価をならせる。

例: NISAでの投信積立は、まさにこの方法。

特定口座売買

税金の計算を証券会社が代わりにやってくれる口座。「源泉徴収あり」を選べば納税まで自動で、確定申告が原則いらない。

例: 迷ったら「特定口座(源泉徴収あり)」を選べば手間いらず。

投資信託商品

たくさんの人からお金を集めて、運用のプロが株や債券に分散投資してくれる商品。少額から「詰め合わせパック」が買えるお弁当のような存在。

例: 100円から世界中の株にまとめて投資できるものもある。

ETF商品

証券取引所に上場している投資信託。ふつうの投信と違って、株と同じようにリアルタイムの値段でいつでも売買できる。

例: 日経平均に連動するETFなら、1本で225社に投資したのと同じ。

日経平均やS&P500などの指数(インデックス)と同じ値動きを目指す投資信託。手数料が安く、長期投資の定番。

例: 「市場の平均点」を狙う作戦。プロでも平均に勝ち続けるのは難しい。

基準価額商品

投資信託の値段のこと。株価と違って1日1回だけ計算され、多くは1万口あたりの金額で表示される。

例: 基準価額12,000円 = スタート時(10,000円)から2割成長した状態。

信託報酬商品

投資信託を持っている間、毎日少しずつ差し引かれる運用の手数料(年率)。長く持つほど差がつく重要コスト。

例: 年0.1%と年1.5%では、30年後の資産に大きな差が出る。

分配金商品

投資信託版の配当で、運用成果の一部が定期的に支払われるお金。ただし元本を取り崩して払われる場合もあるので注意。

例: 長期で増やすなら、分配金を自動で再投資するタイプが有利。

債券商品

国や会社にお金を貸したことを示す「借用書」のような金融商品。満期まで持てば元本が返ってきて、定期的に利子ももらえる。

例: 国が発行すれば国債、会社が発行すれば社債。株より値動きがおだやか。

目論見書商品

「もくろみしょ」と読む。投資信託の「取扱説明書」で、何に投資するか・リスク・手数料などが書かれている。買う前に必ず渡される。

例: まず「投資対象」と「信託報酬」の2ヶ所をチェック。

円高・円安経済

外国のお金に対して円の力が強くなるのが円高、弱くなるのが円安。「1ドル=100円→150円」は数字が増えても円安なので注意。

例: 円安になると輸出企業(自動車など)が儲かりやすい。

モノの値段が上がり続けるのがインフレ、下がり続けるのがデフレ。インフレのときは、現金の価値が少しずつ目減りしていく。

例: 年2%のインフレが10年続くと、100万円で買えるものは約82万円分に。

金利経済

お金の「レンタル料」。借りると余分に払い、預けると利息がもらえる。金利が上がると、株価には逆風になりやすい。

例: 「金利のある世界」では、銀行預金と株の綱引きが起きる。

日本銀行経済

日本の中央銀行で「銀行の銀行」。お札を発行し、金利を上げ下げして物価や景気を安定させる役割を持つ。

例: 「日銀が利上げ」のニュースは株式市場の一大イベント。

GDP経済

国内総生産。国の中で1年間に生み出されたモノ・サービスの儲け(付加価値)の合計で、経済の「成績表」にあたる。

例: 「GDP成長率2%」= 日本経済全体がその年2%成長した。

機関投資家経済

年金基金・保険会社・投資ファンドなど、巨額のお金を運用するプロの投資家。市場では「クジラ」のような存在で、その売買は株価を大きく動かす。

例: 私たち一人ひとりは「個人投資家」。日本株の売買の主役は機関投資家と海外勢。

アメリカを代表する株価指数。ダウは大企業30社、S&P500は主要500社の株価から計算され、その動きは翌朝の日本株にも影響する。

例: 「NY株高を受けて日経平均も上昇」はニュースの定番パターン。

複利こころがまえ

利益がさらに利益を生む効果。時間をかけるほど雪だるま式に効いてくる、長期投資の最大の味方。

例: 月1万円×年5%×20年 → 元本240万円が約411万円に。

含み益・含み損こころがまえ

まだ売っていない株の、買値と今の株価の差。売るまでは確定しない「見かけ上」の損益。

例: 含み損でも会社の実力が変わらないなら慌てない。

狼狽売りこころがまえ

「ろうばいうり」。急落にパニックになって売ってしまうこと。初心者の失敗ナンバーワン。

例: 暴落時こそ「会社の中身は変わった?」と自問する。

塩漬けこころがまえ

含み損の株を売るに売れず、長期間持ち続けてしまう状態。損切りルールを決めておくと防ぎやすい。

例: 「なんとなく持ち続ける」と資金が動かせなくなる。

ポートフォリオこころがまえ

自分が持っている金融資産の組み合わせのこと。給食の献立のように、偏らずバランスよく組むのが基本。

例: 「日本株5割・外国株3割・現金2割」のような配分。

リスクこころがまえ

投資の世界では「危険」ではなく「リターンの振れ幅」のこと。リスクが大きい = 大きく増えるかもしれないし、大きく減るかもしれない。

例: ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターンは必ずセット。

ブル・ベア(強気・弱気)こころがまえ

上昇を見込む強気をブル(雄牛)、下落を見込む弱気をベア(熊)と呼ぶ。牛は角を下から突き上げ、熊は腕を上から振り下ろして攻撃することが由来。

例: 「ブル相場」= 上昇が続く強気の相場。