📖 投資用語集
ニュースや証券アプリでよく出てくる70語を、ひとこと説明+具体例でまとめました。検索とカテゴリで絞り込めます。
会社のオーナー権を細かく分けたもの。持っていると配当や株主優待をもらえたり、株主総会で意見を言えたりする。
例: トヨタの株を100株持つ = トヨタのオーナーの一員。
株や投資信託の利益にかかる約20%の税金がゼロになる国の制度。2024年から恒久化され、非課税枠も大きくなった。
例: 10万円の利益 → 通常は約2万円納税、NISAなら0円。
📝 くわしい記事を読む →日本株の基本の売買単位は100株(単元株)。単元未満株のサービスを使うと1株から買える。
例: 株価3,000円の会社 → 単元だと30万円、1株なら3,000円。
会社が利益の一部を株主に分けてくれるお金。多くの日本企業は年1〜2回支払う。
例: 1株50円配当の株を100株 → 年5,000円(税引前)。
配当を前の年より増やすのが増配、減らすのが減配。会社の自信と余裕を映す天気予報のようなもので、発表されると株価も反応しやすい。
例: 「10年連続増配」は株主を大事にしてきた実績の証。
📝 くわしい記事を読む →日本を代表する225社の株価から計算される、日本株全体の「体温計」。ニュースで毎日報じられる。
例: 「日経平均、3万円台回復」= 大型株全体が好調ぎみ。
東証に上場するほぼ全銘柄を対象にした株価指数。日経平均より市場全体の実態に近いとされる。
例: インデックス投資の対象としても定番。
株価 × 発行株式数。会社を丸ごと買うといくらか、つまり市場がつけた会社の値段。
例: 時価総額30兆円超のトヨタは日本最大級。
会社の株が証券取引所に登録され、だれでも自由に売買できるようになること。いわば株式市場への「デビュー」。
例: 上場すると知名度も信用度もアップ。東証プライムなどの市場がある。
東京証券取引所の3つの市場区分。サッカーのJ1・J2のようなリーグ分けで、プライムには大企業、グロース市場には若い新興企業が集まる。
例: トヨタや三菱UFJはプライム市場に上場。
上場企業1社ずつにつく4桁の番号。学校の出席番号のようなもので、株を検索したり注文したりするときに使う。
例: トヨタ自動車は「7203」、任天堂は「7974」。
1株を2株や3株に分けて株数を増やすこと。板チョコを割るイメージで、会社全体の価値は変わらないが、1株の値段が下がって買いやすくなる。
例: 1株3万円の株を3分割 → 1万円の株×3株に。
会社が自分の会社の株を市場から買い戻すこと。出回る株が減って1株あたりの価値が上がりやすく、配当と並ぶ株主へのお礼(還元)とされる。
例: 「自社株買いを発表」のニュースで株価が上がることが多い。
会社が新しく株を発行してお金を集めること。ホールケーキの切り分け数が増えるイメージで、1株あたりの取り分は薄まりやすい。自社株買いのちょうど逆。
例: 「公募増資を発表」で株価が下がることが多いのはこのため。
ある会社を買収したい側が、「この値段でみなさんの株を買い取ります」と期間を決めて呼びかける仕組み。市場価格より高めの値段が提示されることが多い。
例: TOB発表で株価が買付価格の近くまで急騰するのが定番の動き。
値上がりした株を売って得る利益がキャピタルゲイン。配当のように、持っているだけで定期的に入るお金がインカムゲイン。
例: 1,000円で買った株を1,500円で売る → キャピタルゲイン500円。
📝 くわしい記事を読む →実力のわりに安く放置されている株がバリュー株、これから大きく成長しそうな株がグロース株。値動きのクセも投資の作戦も変わってくる。
例: 老舗の銀行株はバリュー系、急成長のIT株はグロース系が多い。
📝 くわしい記事を読む →1株あたり利益。会社の利益を株数で割ったもので、PERの計算のもとになる。毎年伸びているかが大事。
例: 利益100億円 ÷ 1億株 = EPS100円。
1株あたり純資産。会社の正味の財産を株数で割ったもので、PBRの計算のもとになる。EPSの「財産バージョン」。
例: 純資産1,000億円 ÷ 1億株 = BPS1,000円。株価がこれより安ければPBR1倍割れ。
📝 くわしい記事を読む →利益のうち何%を配当に回しているか。配当の「無理のなさ」を測る指標で、30〜50%が健全ゾーン。
例: 純利益100億円で配当35億円 → 配当性向35%。80%超は減配警戒。
📝 くわしい記事を読む →1日(や1週間)の値動きをロウソクの形1本で表したチャート。始値・終値・高値・安値が一目でわかる。
例: 白い陽線は上がった日、黒い陰線は下がった日。
過去25日間などの株価の平均をつないだ線。日々のギザギザをならして、株価の大きな流れ(トレンド)を見るのに使う。
例: 株価が線の上にあれば上昇基調のサイン、とよく言われる。
「やくじょう」と読む。注文が成立して売買が確定すること。
例: 2,500円の指値注文が約定 → 2,500円で買えた。
売買のたびに証券会社に払うコスト。ネット証券では無料化が進んでいる。
例: 頻繁に売り買いするほど手数料はかさむ。
値上がりした株を売って、含み益を本物の利益に変えること。「まだ上がるかも」の欲と戦うことになるので、先にルールを決めておくとラク。
例: 「明らかに割高になったら売る」など、売る条件を買う前に決めておく。
📝 くわしい記事を読む →値下がりした株を買い増して平均購入単価を下げること。良い会社なら有効だが、悪い会社だと傷口が広がる。
例: 2,000円で100株 → 1,600円で100株 → 平均1,800円。
上がっている株の流れに乗るのが順張り、下がって安くなった株を狙うのが逆張り。サーフィンで波に乗るか、バーゲンで掘り出し物を探すかの違い。
例: バリュー投資は「安いときに買う」逆張り寄りの作戦。
📝 くわしい記事を読む →会社が初めて株式を上場して、だれでも買えるようにすること(新規公開株)。人気が高く、買うには抽選になることが多い。
例: 抽選に当たると公開価格で買える。値上がりしやすいが絶対ではない。
「できだか」と読む。その日に売買が成立した株数のことで、その銘柄の「にぎわい度」を表す。多いほど注目されている。
例: 決算発表の日は出来高が急増しやすい。
株価が1日で動ける値幅には上限がある。その限界まで上がるとストップ高、下がるとストップ安。パニックを防ぐための安全装置。
例: サプライズ好決算でストップ高 = 買いたい人が殺到して値がつかない状態。
その日最初についた株価が始値(寄付き)、最後についた株価が終値(大引け)。ニュースで報じられる「今日の株価」は基本的に終値のこと。
例: 「日経平均の終値は4万円」= 取引終了時点の値段。
この日に株主名簿に名前が載っていると、配当や優待がもらえる「締め切り日」。実際には2営業日前(権利付最終日)までに買っておく必要がある。
例: 締め切りを過ぎると株価は配当の分だけ下がりやすい(配当落ち)。
「からうり」と読む。証券会社から借りた株を先に売り、値下がりしたら買い戻して返す取引。株が下がると儲かるが、上がり続けると損が膨らむ上級者向けの技。
例: 2,000円で空売り → 1,500円で買い戻し = 500円の利益。
お金や株を証券会社から借りて、手元資金の約3.3倍まで売買できる仕組み。利益も損失も大きくなるので、初心者はまず現物取引から。
例: 30万円の資金で約100万円分の取引ができる。ただし損も約3倍。
「いた」と読む。「いくらで何株買いたい/売りたい」という注文が値段順に並んだ一覧表。売買の混み具合がリアルタイムでわかる。
例: 買い注文がぎっしり並んだ「厚い板」は人気のサイン。
毎月1万円など「一定額」を決めて買い続ける方法。高いときは少なく、安いときは多く買えるので、平均購入単価をならせる。
例: NISAでの投信積立は、まさにこの方法。
📝 くわしい記事を読む →税金の計算を証券会社が代わりにやってくれる口座。「源泉徴収あり」を選べば納税まで自動で、確定申告が原則いらない。
例: 迷ったら「特定口座(源泉徴収あり)」を選べば手間いらず。
たくさんの人からお金を集めて、運用のプロが株や債券に分散投資してくれる商品。少額から「詰め合わせパック」が買えるお弁当のような存在。
例: 100円から世界中の株にまとめて投資できるものもある。
証券取引所に上場している投資信託。ふつうの投信と違って、株と同じようにリアルタイムの値段でいつでも売買できる。
例: 日経平均に連動するETFなら、1本で225社に投資したのと同じ。
日経平均やS&P500などの指数(インデックス)と同じ値動きを目指す投資信託。手数料が安く、長期投資の定番。
例: 「市場の平均点」を狙う作戦。プロでも平均に勝ち続けるのは難しい。
📝 くわしい記事を読む →投資信託の値段のこと。株価と違って1日1回だけ計算され、多くは1万口あたりの金額で表示される。
例: 基準価額12,000円 = スタート時(10,000円)から2割成長した状態。
投資信託を持っている間、毎日少しずつ差し引かれる運用の手数料(年率)。長く持つほど差がつく重要コスト。
例: 年0.1%と年1.5%では、30年後の資産に大きな差が出る。
投資信託版の配当で、運用成果の一部が定期的に支払われるお金。ただし元本を取り崩して払われる場合もあるので注意。
例: 長期で増やすなら、分配金を自動で再投資するタイプが有利。
国や会社にお金を貸したことを示す「借用書」のような金融商品。満期まで持てば元本が返ってきて、定期的に利子ももらえる。
例: 国が発行すれば国債、会社が発行すれば社債。株より値動きがおだやか。
「もくろみしょ」と読む。投資信託の「取扱説明書」で、何に投資するか・リスク・手数料などが書かれている。買う前に必ず渡される。
例: まず「投資対象」と「信託報酬」の2ヶ所をチェック。
外国のお金に対して円の力が強くなるのが円高、弱くなるのが円安。「1ドル=100円→150円」は数字が増えても円安なので注意。
例: 円安になると輸出企業(自動車など)が儲かりやすい。
モノの値段が上がり続けるのがインフレ、下がり続けるのがデフレ。インフレのときは、現金の価値が少しずつ目減りしていく。
例: 年2%のインフレが10年続くと、100万円で買えるものは約82万円分に。
お金の「レンタル料」。借りると余分に払い、預けると利息がもらえる。金利が上がると、株価には逆風になりやすい。
例: 「金利のある世界」では、銀行預金と株の綱引きが起きる。
日本の中央銀行で「銀行の銀行」。お札を発行し、金利を上げ下げして物価や景気を安定させる役割を持つ。
例: 「日銀が利上げ」のニュースは株式市場の一大イベント。
国内総生産。国の中で1年間に生み出されたモノ・サービスの儲け(付加価値)の合計で、経済の「成績表」にあたる。
例: 「GDP成長率2%」= 日本経済全体がその年2%成長した。
年金基金・保険会社・投資ファンドなど、巨額のお金を運用するプロの投資家。市場では「クジラ」のような存在で、その売買は株価を大きく動かす。
例: 私たち一人ひとりは「個人投資家」。日本株の売買の主役は機関投資家と海外勢。
アメリカを代表する株価指数。ダウは大企業30社、S&P500は主要500社の株価から計算され、その動きは翌朝の日本株にも影響する。
例: 「NY株高を受けて日経平均も上昇」はニュースの定番パターン。
利益がさらに利益を生む効果。時間をかけるほど雪だるま式に効いてくる、長期投資の最大の味方。
例: 月1万円×年5%×20年 → 元本240万円が約411万円に。
📝 くわしい記事を読む →まだ売っていない株の、買値と今の株価の差。売るまでは確定しない「見かけ上」の損益。
例: 含み損でも会社の実力が変わらないなら慌てない。
自分が持っている金融資産の組み合わせのこと。給食の献立のように、偏らずバランスよく組むのが基本。
例: 「日本株5割・外国株3割・現金2割」のような配分。
投資の世界では「危険」ではなく「リターンの振れ幅」のこと。リスクが大きい = 大きく増えるかもしれないし、大きく減るかもしれない。
例: ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターンは必ずセット。
📝 くわしい記事を読む →上昇を見込む強気をブル(雄牛)、下落を見込む弱気をベア(熊)と呼ぶ。牛は角を下から突き上げ、熊は腕を上から振り下ろして攻撃することが由来。
例: 「ブル相場」= 上昇が続く強気の相場。