どんな本?

「お金の成功は知識より、ふるまいで決まる」をテーマに、貯金・投資・リスクにまつわる人間心理を短い章立てで描く世界的ベストセラー。掃除夫が8億円を遺し、エリート金融マンが破産した対比から始まります。

冒頭の実話がすべてを物語ります。学歴も金融知識もない掃除夫のロナルド・リードは800万ドルの遺産を残し、ハーバード出のエリート金融マンは破産した。差は知識ではなく、ふるまい——長く続けたか、身の丈で暮らしたか、十分を知っていたか。20の短い章はどれも独立して読めて、どの章にも付箋を貼りたくなる金言があります。

投資の技術書を何冊読んでも、暴落の夜に売ってしまえばすべて台無しです。本書は、その「感情による自滅」に先回りして効くワクチンのような存在。特に「バフェットの資産の大半は60歳以降に生まれた(=複利は時間がすべて)」という指摘は、焦って高リスクに走りそうなときの特効薬になります。投資を始めた最初の年に読むのが最も効く1冊です。

この本で学べること

  • リターンの大半は「市場に居続けた時間」から生まれること
  • 「十分」を知らないことが破滅を招く仕組み
  • 貯蓄率と柔軟性こそ個人がコントロールできる最大の武器であること
編集部のひとこと投資本というより「お金と人生」の本。暴落で狼狽しそうなとき、SNSの爆益報告に焦ったとき、読み返すたびに効く常備薬です。

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