ひとことで言うと

株価が「会社の純資産の何倍か」を示す指標。1倍未満は帳簿上の財産より株価が安い状態。

具体例例: PBR0.8倍 = 100円分の財産が80円で売られているイメージ。

もう少しくわしく

PBR(株価純資産倍率、Price Book-value Ratio)は「株価 ÷ 1株あたり純資産(BPS)」で計算します。会社が持つ正味の財産(純資産)に対して、株価が何倍で取引されているかを表す数字です。たとえばBPSが1,000円の会社の株価が800円なら、PBRは0.8倍です。

PBR1倍は「株価と1株あたりの財産がちょうど同じ」という分岐点です。1倍を下回ると、理屈のうえでは会社をまるごと買って解散したほうが得な値段まで売られていることになり、伝統的に「割安のサイン」とされてきました。東京証券取引所が2023年以降、PBR1倍割れ企業に改善を要請したことでも注目された指標です。

ただし、PBRが低いことには理由があるケースも多いです。稼ぐ力(ROE)が低い会社は、財産をうまく利益に変えられていないと評価されて、PBRが低いまま放置されがちです。実際、PBRはおおよそ「ROE × PER」に分解できるため、PBRだけで判断せず、ROEとセットで見るのが基本です。

使い方の目安としては、PBR1倍割れ+ROEが改善傾向+増配や自社株買いに積極的、という組み合わせは、株価が見直される余地のある割安株の典型パターンです。逆にPBRが0.5倍を切るような会社は、市場が構造的な問題を織り込んでいる可能性を疑って、財務と事業内容を確認しましょう。

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PBRとは? 1倍割れの意味

PBR(株価純資産倍率)は「株価が会社の財産の何倍か」を測る指標。PBRとBPSの意味から、1倍割れが解散価値割れと呼ばれる理由、業種別の目安、東証の改善要請、

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