どんな本?
日本のインデックス投資ブログの草分けである著者が、自身の長年の実践をもとに書いた入門書。理論だけでなく、リーマン・ショックで資産が半分近くになっても積立を続けた体験談が語られます。
インデックス投資の理論を説く本は多くありますが、本書の価値は「20年続けた個人投資家の記録」であることです。リーマン・ショックでは資産がピークから4割以上減り、それでも淡々と積立を続けて回復と成長を実感するまでの心理描写は、これから必ず暴落を経験する読者への最高の予防接種になります。
実務パートも抜かりなく、口座開設から商品選び、積立設定、そして多くの本が触れない「取り崩し方(出口戦略)」まで一気通貫。まさに「始めて、続けて、使う」の全工程をカバーした1冊です。理論の裏付けがもっと欲しくなったら『敗者のゲーム』へ、商品選びの結論を確定させたければ『ほったらかし投資術』へ進んでください。
この本で学べること
- インデックス投資の始め方(口座・商品選び・積立設定)の具体的手順
- 暴落が来たときに投資家の身に何が起きるか——実体験ベースの心構え
- 積み立てたお金をどう取り崩すかという「出口戦略」
編集部のひとことマンガパートもあり読みやすいのに、出口戦略まで書いてある構成が秀逸。「続けた人の言葉」の説得力は理論書では代替できません。
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